コラム

過払い金請求Q&A

Q1.過払い金って何?

A.払いすぎた利息の事。

解説:法律で定められた利息より高い金利でお金を返していた場合に払いすぎていた利息との差額を貸金業者に請求する事が出来ます。

Q2.どうして過払い金が発生するの?

A.2010年に法律改正が関係しています。

解説:出資法と利息制限法という2種類の法律の間に存在した『グレーゾーン金利』と呼ばれる上限金利の差がありました。
2006年の最高裁判所でグレーゾーン金利は認められないとする判決と2010年に法律改正でグレーゾーン金利が撤廃された事で全ての貸金業者が利息制限法の上限である15〜20%の金利でしか貸せなくなりました。
過払い金の発生は利息制限法の上限より上の借金の利息を返していた人にだけ発生します。

Q3.完済後も過払い金請求は可能?

A.時効が成立していないなら可能です。

解説:過払い金請求の時効は10年です。
また記憶と記録が違っている場合や不法行為への損害賠償としてお金が請求できる場合がありますので自分一人で判断せず専門家に相談してみましょう。

Q4.契約書などがない場合も請求出来る?

A.契約書がない場合も請求できる場合があります。

解説:2005年の最高裁判所の判決で貸金業者への取引履歴の開示義務があると決まりました。
契約書がない場合でも取引履歴の開示により請求出来る可能性が高いです。
ただし借り換えなどが多く取引が追いにくい場合、時効成立や別契約を主張される場合や、業者が中小だった場合は取引履歴が開示されない可能性があります。

Q5.請求出来る業者を選べる?

A.選べます。

解説:過払い金の請求は任意整理と呼ばれる契約交渉です。
複数の貸金業者から借りていて過払い金を請求出来きる業者と出来ない業者がある場合は請求出来る業者にのみ交渉を行う事が出来ます。
しかし手続きする上で過払い金の無い業者にも纏めて任意整理した方が速やかに債務整理出来る場合もあるので詳しくは専門家に相談してみるのも良いでしょう。

Q6.過払い金請求でブラックリストに載る?

A.載る場合もあります。

解説:基本的に完済した借金については乗らない事が多いですが載せる業者も存在します。
完済していない借金については債務整理の扱いになり信用情報機関に登録されます。
計算をして過払い金が残りの借金より多く借金がゼロになった場合は登録を削除してくれる金融機関もあります。
登録されるとその時点から5〜10年クレジットカードやローンなどお金にまつわる手続きに制限が発生します。

Q7.過払い金請求の期限は?

A.原則は最後の支払日から10年以内です。

2010年1月の最高裁判所の判決で過払い金の時効を数え始める起算点は「最後の取引が終了した時点」と決まりした。
今まで貸金業者が主張していた「過払い金の発生時点」という主張は通らなくなり過払い金の消滅リスクは非常に低くなりました。
なのでだいぶ前にしてしまった借金だと思っていても支払いを終えたのが10年以内であれば過払い金請求が出来る可能性がありますので、詳しくは専門家に依頼してみましょう。

Q8.合併した貸金業者に過払い金請求出来る?

A:基本的には出来ます。

解説:基本的には合併先の貸金業者が債権も債務も受け継ぐので請求してしまって構いません。
ただし2012年3月の最高裁判所判決により合併する会社同士の契約で過払い金を払わなくて良いと明記されていれば過払い金を払わなくて良くなったので注意が必要です。

Q9.過払い金請求は自分で出来る?

A.法律上は出来ます。

解説:法律上自分で出来ない手続きというのは原則的に存在しません。
しかしそれでも専門家が居るのはやはり専門家と一般の方では手続きの知識や経験が違い結果に差が出るからです。
実際には専門家以外が貸金業者と交渉した場合まともに交渉すらさせて貰えず不利な要求を飲まされる危険性がとても高いです。
なので安易に自分だけで解決しようとせず専門家に相談するのが最良の結果を出す可能性が高いと言えます。

Q10.書類が沢山ないと過払い金請求出来ない?

A.基本的に提出義務のある書類はありません。

解説:ただしケースによっては裁判や交渉などを有利に進める為に契約書や請求書等の提供を専門家から求められる事があります。
また本人確認の為の免許証などの身分を確認する物が一般的には求められます。
ただし、それらが揃っていないからと必ずしも請求が通らない訳ではないので一人で考え込んで諦めてしまう前にまずは専門家に相談してみましょう。

Q11.専門家への依頼にはどれくらい費用がかかる?

A.通常は一社につき3〜4万程度。

解説:勿論ケースによりますが、内訳は報酬と経費など実費となります。
事務所や専門家によって変わりますが基本的な相場は3〜4万と考えておきましょう。
請求する会社が増えるとその分費用もかかります。
結果として借金の減額になるのか過払い請求になるのかでも違いが出てきます。
減額に対しての報酬は減少額の5〜10%
過払い金に対しての報酬は過払い額の20%
の相場になります。
相談の際に報酬の割合や支払いが分割出来るかなど聞いて頂いてからのご依頼を宜しくお願い致します。

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